1. |
着いた先
06:34
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灰色に染まる視界 うす笑う仮面の人
いつからかすべて分かっていたような気がするのは
何故だろう？
その角を 曲がりくねって 着いた場所は 落とし穴
こんなところで つまずくのは もう嫌だ
つまらない休日の午後 頭の中心部分で
何事かが腐り始め 何者かが巣食っていく
転がり続け 流され続け 着いた先は暗い海
そこに沈む者達にしか 分からなくていい
ただ答えを握りたくて 手を離してしまっただけ
そんな私を自由だと言う あなたはとても残酷だ
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2. |
真夏の悪夢
03:53
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まぶしい光 真夏の午後の
あなたはここから 消えてしまった
一度でいいから 光の中を
手をつないで 歩きたかった
どこまでも哀しい物語 苦しさに耐えてこの終わり方
いっそあなたにナイフを持たせて
とどめを刺してもらいたいよ
真夏の悪い夢 光はうつろい 私はひとり歩きはじめる
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3. |
泥流
04:10
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いったん岸に上がれたとしても
それは一瞬の出来事であって
自ら首を締め続ける
私にあげる空気はないというけれど
もがき苦しむ事でしか
癒えない傷があったことは確かだから
目玉を固定して ずっとずっとずっと
苦しむ姿見ていたんだ
あの日言えなかった言葉を
何度も何度も何度も繰り返して
あれから随分長い時が
経ってしまったことに 今気が付いた
ただ一瞬の出来事が
一生引きずる傷を残すこともある
出会わなければ良かったのか？
それとも出会うために生まれてきたのか？
哀しみは雨のように 突然に降り注ぎ
大切にしていたものを 全て流し去る
それを浄化の雨と 全て受け入れて
ただ目の前のぬかるみに 足を浸す
溺れ死ぬ事も許されず
されど楽に生きるのも許されずに
一番ぬかるみのひどいところを
選んで一歩を踏み出した
失って得られた感覚
飢えたものにしかわからない事だろう
お前に何がわかる？
快楽を貧るお前に何がわかる？
哀しみが焼きついた目 元へは戻らず
もう何も見たくないと 目を閉じてしまう前に
最後に見かけたあなたの姿を そっと思い出し
さよならと言いかけて 泥に溶けてゆく
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4. |
8 5 6 7
08:12
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足元伝い流れる血潮 赤く 染まる
あなたはいずれ離れていくから 手をとり飛びましょう
立ち尽しているあなたの姿 馬鹿みたい 馬鹿みたい
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5. |
陽のあたる場所
06:54
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許された者が昇る空 深い青した高い空
限りない 果てしない 届かない 清らかさ
目覚めの悪い私の目は 何かとても申し訳ない
すべてが枯れつくし 静けさが吹きつける
今 扉開けて 溢れる光を
今 浴びて 見えた いびつな自分を
愛せるだろうか？
過去の一つも消せないだろうけど
陽のあたる場所は まぶしくて
暗闇に慣れた私には
痛いほど焦げ付いた 傷口が見えるだけ
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BRIGHTEST STAR RECORDS Japan
Net Label (JAPAN)
- Bands -
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SOL-740
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